【大阪万博2025】予約なしで行ける!ヘルスケアパビリオンの絶品フードガイド完全版

大阪・関西万博の開幕まであと2週間となりました。多くの方が気になっているのが、会場内での食事どころではないでしょうか。特に大阪ヘルスケアパビリオンは「予約が必要」と思われがちですが、実はフードエリアは予約不要で気軽に利用できるんです!パビリオン奥に位置しているため見落としがちですが、実は多彩なレストランやフードが揃っています。今回は、このパビリオン内の魅力的なフードスポットを徹底解説します。
万博会場は広大で、どこで食事をとるか迷ってしまうことも。特に家族連れやグループでは「何を食べるか」で意見が分かれることも多いでしょう。大阪ヘルスケアパビリオンのフードエリアなら、和洋中からビーガンメニューまで幅広いジャンルの食事が楽しめます。しかも、予約不要で気軽に立ち寄れるのが最大の魅力です。
大阪ヘルスケアパビリオンとは?

大阪ヘルスケアパビリオンは「REBORN(リボーン)」をテーマに、未来の健康的な生活様式を体験できる展示が特徴です。入場すると、中央アトリウムから「未来への扉」エリアへと進み、パーソナルヘルスレコード(PHR)を取得できます。これをもとに、2階では「未来の自分」のアバターと対面する体験ができるのです。
パビリオン内は「ミライの都市」「ミライの食と文化」などのゾーンに分かれており、PHRをもとにした健康提案や、大阪の食文化の過去・現在・未来を体験できます。そして、このパビリオンの魅力の一つが、予約不要で利用できる多彩なフードエリアなのです。
スパイファミリーコラボレストラン
アニメファンに朗報です!人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」とコラボしたレストランがヘルスケアパビリオン内にオープンします。キャラクターをモチーフにした料理やドリンクが楽しめる特別な空間です。
メニュー紹介
アーニャのオムライスは、かわいらしいピンク色のデコレーションが特徴で、見た目も楽しめる一品です。夜のブラックカレーは、その名の通り黒を基調としたスタイリッシュな見た目が印象的です。どちらも2,600円、スーベニアメラミンプレート付きは3,800円となっています。
ロイドの抹茶ソフトクリームとボンドのソフトクリームは、どちらもベジタリアン対応で各1,200円。キャラクターイメージのドリンクは全4種類で各1,000円です。
特典として、全メニューの購入ごとに、ランダムで缶バッジ1個がもらえます。全5種類あり、そのうち1種はキラキラ仕様のシークレット缶バッジとなっています。
メニュー名 | 価格 | 特典付き価格 |
---|---|---|
アーニャのオムライス | 2,600円 | 3,800円(プレート付き) |
夜のブラックカレー | 2,600円 | 3,800円(プレート付き) |
ロイドの抹茶ソフトクリーム | 1,200円 | – |
ボンドのソフトクリーム | 1,200円 | – |
キャラクターイメージドリンク | 各1,000円 | – |
ほっかほっか亭の未来食
日本でおなじみの「ほっかほっか亭」が、万博限定の特別メニューを提供します。手で持って食べられる「ワンハンドお弁当」は、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な16穀米を使用した未来志向のお弁当です。
注目のワンハンドお弁当
のり弁当は、オープン記念特別価格の500円という驚きの安さ!白身魚やちくわの磯辺揚げなど、定番の具材が入っています。ポーク卵は990円、ベジカレー(ダイズミートのキーマカレー)は890円でベジタリアン向けとなっています。
高級志向の方には、うなぎ(1,700円)や和牛すき焼き仕立て(1,700円)もあります。全5種類のお弁当が入った豪華なボックスセットは5,580円です。
その他のメニュー
唐揚げは3個入り600円、10個入り1,950円で提供。万博仕様にアレンジされた特別な味付けで、黒コショウがきいた大人向けの味わいです。
お好み焼きは、グルテンフリーにも配慮した未来志向のヘルシーメニュー。野菜を50%以上配合し、植物性タンパク質を中心に構成されています。
藻スムージーは、将来不足すると言われる栄養素を多く含むスーパーフードとして注目の藻をベースに、ブルーベリーやバナナなどのフルーツと合わせた健康ドリンクで、1,000円です。
メニュー名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
のり弁当 | 500円 | オープン記念特別価格 |
ポーク卵 | 990円 | 優しい味わいの卵焼きとポーク |
ベジカレー | 890円 | ベジタリアン向け |
うなぎ | 1,700円 | 豪華に乗せたうなぎ |
和牛すき焼き仕立て | 1,700円 | 大阪黒牛使用 |
5種類セット | 5,580円 | 全種類入りボックス |
唐揚げ | 3個600円・10個1,950円 | 万博仕様アレンジ |
藻スムージー | 1,000円 | スーパーフード使用 |
メトロキッチン
「大阪の街の食を運び繋ぐ」をコンセプトにした新店舗です。大阪メトロの400系をイメージしたデザインのパッケージが特徴的で、地元の食材を使用したメニューを提供します。
ランチボックス
大阪メトロをイメージした連結型のランチボックスは2,600円。シラスとブロッコリーのアヒージョ、アイガモスモーク、ローストビーフ、大阪の串カツ、おでん、ダイズミートのコロッケ、オリジナルスイーツなど、全8種類の料理が入っています。
ドリンクメニュー
フローズンスムージーは、野菜とフルーツのフローズンを炭酸で割り、豆乳のホイップクリームをトッピングした夏にぴったりのドリンクです。ノンアルコール(800円)とカクテル(1,000円)の2種類があります。
メニュー名 | 価格 | 内容 |
---|---|---|
ランチボックス | 2,600円 | 8種類の料理入り |
フローズンスムージー(ノンアルコール) | 800円 | 野菜・フルーツ使用 |
フローズンスムージー(カクテル) | 1,000円 | アルコール入り |
QBBのビーガンメニュー

QBBが提供するのは、植物性素材だけで作られた多彩なビーガンメニューです。肉のような食感を楽しめる大豆ミートやこんにゃくミートを使った料理が豊富に揃っています。
メインメニュー
ナスのボロネーゼ(1,590円)をはじめ、メンチカツ、スパイシーカツ照り焼き、串カツ、タコス、カツカレーなど、様々な料理がビーガン仕様で楽しめます。肉料理と思えるものが全て植物性素材で作られているのが特徴です。
セットメニューには、北海道産「インカの目覚め」を使ったフライドポテトとお好きなドリンクまたはレアチーズケーキが付きます。
ドリンク&スイーツ
新感覚のチーズフレーバーラテをはじめ、コーヒー、紅茶、ほうじ茶などのタピオカドリンクを、豆乳とビーガンチーズホイップで仕上げたドリンクが充実。ミルクチーシェイク、レモネードなど種類も豊富です。
パフェやドーナツも提供しており、特にドーナツはビーガンクリームチーズを使用したグルテンフリーの揚げないタイプで、カロリーも控えめです。
エアウォーターのロボットドリンク
エアウォーターのブースでは、ロボットが目の前でドリンクを作ってくれる新しい体験が楽しめます。オリジナルのドリンクケースに入った特別なドリンクが提供されます。
ドリンクメニュー
北海道産の野菜と果物のスムージー、ミックスドリンク、トマトと12種類の野菜ジュースの3種類に加え、お酒の北海道レッドアイの計4種類があります。全て1,100円です。
ドリンクの作り方も面白く、大きな装置が2台あり、この機械がドリンクを作って提供ブースに出してくれます。受け取ったドリンクは自分でシェイクして約1分後に飲むのがおすすめです。
残念ながら、ドリンクボトルを持ち帰って再利用するシステムはないため、毎回新しいボトルでの提供となります。
ドリンク名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
北海道産野菜と果物のスムージー | 1,100円 | ロボット作成 |
ミックスドリンク | 1,100円 | ロボット作成 |
トマトと12種類の野菜ジュース | 1,100円 | ロボット作成 |
北海道レッドアイ(アルコール) | 1,100円 | スタッフ作成 |
ビビム(韓国料理)
韓国料理を提供する「ビビム」では、本格的な韓国グルメが楽しめます。キンパ(韓国風海苔巻き)やビビンバなど、定番メニューから最新トレンドまで幅広く提供しています。
メニュー紹介
キンパは2,500円、チーズキンパ+冷麺セットは2,700円、フライドセットも2,700円です。黒毛和牛ビビンバは2,500円、黒毛和牛カルビ丼は3,500円と、高級感のある和牛を使ったメニューも充実しています。
メニュー名 | 価格 |
---|---|
キンパ | 2,500円 |
チーズキンパ+冷麺セット | 2,700円 |
フライドセット | 2,700円 |
黒毛和牛ビビンバ | 2,500円 |
黒毛和牛カルビ丼 | 3,500円 |
日世のアレルギー対応ソフトクリーム
ソフトクリームで有名な日世が提供するのは、卵と乳を使っていない特別なソフトクリームです。アレルギーがある方でも安心して楽しめる画期的な商品です。
自動販売機で提供
左側の機械で自動的にソフトクリームを作ってくれるシステムが導入されています。バニラ、ミックス、ストロベリーの3種類から選べ、機械が自動で作ってくれます。
「くとせいちゃん」というキャラクターが作るプロセスも見どころの一つです。3種類以外のフレーバーは店員さんが作ってくれます。
全ての商品が卵と乳を使っていないため、アレルギーのある方も安心して食べられます。味は通常のソフトクリームとは少し異なりますが、独自の美味しさがあります。
PACKN-TO(ぱくんと)(塩おにぎり専門店)
「PACKN-TO(ぱくんと)」は塩にこだわったおにぎり専門店です。様々な種類の塩おにぎりを提供していますが、現時点では価格などの詳細は未定となっています。はる認定商品も取り扱う予定です。

アサヒグループジャパンのクラフトビール
屋外エリアには、アサヒグループジャパンのお店があります。まだ食べられるのに使われていない大阪の食材を活用したクラフトビールを提供しています。みかんやリンゴなど様々な素材を使ったクラフトビールを常時2種類販売する予定です。発泡酒として提供されますが、価格などの詳細はまだ発表されていません。
赤壁(ドラッグストア)

食事スポットではありませんが、パビリオン内には「赤壁」というドラッグストアもあります。急な体調不良や夏の暑さ対策用品、ティッシュや絆創膏などの日用品が購入できます。長時間過ごす万博会場では、こうした便利な施設の存在も重要です。
大阪ヘルスケアパビリオンの魅力
大阪ヘルスケアパビリオンのフードエリアの最大の魅力は、予約不要で気軽に利用できる点です。パビリオン内部に位置しているため、入口からは見えにくく、多くの人が予約が必要と誤解していますが、実際はフードエリアは予約なしで入ることができます。
価格帯も500円から3,500円と幅広く、リーズナブルな選択肢から高級志向のメニューまで揃っています。また、ベジタリアン、ビーガン、アレルギー対応メニューも充実しており、様々な食事制限がある方も安心して利用できます。
万博初期は比較的空いている「穴場」になる可能性もあるので、混雑を避けたい方にもおすすめです。パビリオン内部に入らないと見つけにくい場所にあるため、知る人ぞ知る穴場スポットとなりそうです。
万博会場全体の飲食施設
大阪ヘルスケアパビリオン以外にも、万博会場には多彩な飲食施設が用意されています。「EARTH MART」パビリオンでは、日本の食文化を世界に発信する「EARTH FOODS 25」と呼ばれる25種類の日本の食材や料理が紹介されます。
また、水の広場西館には、サントリーが運営する3つの飲食店がオープン予定です。「SUNTORY PARK CAFE」は公園のような空間でカジュアルに利用できるカフェ、「SUIKUU」は日本の高原の空気と水を感じられるレストラン、そして近畿大学との共同運営による養殖魚専門レストランが出店します。
その他、「Lounge & Dining」では日本と世界の食文化を代表するシーンを最高レベルのサービスとともに提供するレストラン、「East Gate Market Place」では東ゲート近くに土産物や飲食店が集まるエリア、「Ringside Marketplace East and West」ではパビリオン近くに位置する「Ringside Marketplace East and West」は、パビリオン見学の合間に気軽に立ち寄れる飲食スペースとなっています。様々な国や地域の料理が楽しめるため、短時間で多彩な味を体験したい方におすすめです。
万博会場での食事の楽しみ方
大阪・関西万博の会場内には、「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」と名付けられた大規模フードコートも設置されています。約1,930平方メートルの広さに、万博会場最大規模となる約1,000席を用意。「たこ家道頓堀くくる」や「大阪新世界元祖串かつだるま」、「どうとんぼり神座」など、大阪ゆかりの11社12店舗が出店しています。
このフードコートでは、1日に15,000食の販売を目指しており、たこ焼きや串カツ、ねぎ焼きといった大阪の食文化を堪能できるだけでなく、ロボットを活用した次世代の「飲食店モデル」も体験できます。清掃や食器の回収にロボットを活用するなど、外食産業の課題解決に向けた取り組みも見どころの一つです。
入り口には「青森ねぶた祭」のねぶた作品も展示されており、食と祭りの融合を楽しむことができます。
大阪ヘルスケアパビリオンの見どころ
大阪ヘルスケアパビリオンは、単に食事を提供するだけでなく、未来の健康的な生活を体験できる様々なコンテンツが用意されています。
「ミライの都市」ゾーン
このゾーンでは、未来の都市生活における健康的な暮らしを体験できます。様々な企業の技術を活用した展示が行われ、25年後の自分のアバターと対話しながら、未来の健康的な生活を疑似体験することができます。
「ミライの食と文化」ゾーン
このゾーンでは、大阪産(もん)の活用など、豊かな食文化・新たな食文化を発信しています。協賛企業の店舗によるフード・物販エリアと、大阪・関西の料理人や教育機関、協賛企業等が参画するデモキッチンエリアから構成されています。
デモキッチンエリアでは「THE OISHII QUEST」と題した最先端のMR(Mixed Reality)体験も可能です。「惑星ハークスレイ」を舞台に野菜の収穫体験をはじめとした様々な「おいしい」を集める冒険を楽しむことができます。この体験は2025年4月27日から5月3日、および8月17日から8月22日の計2回実施されます。
万博会場での食事のコツ
大阪・関西万博の会場は広大で、多くの飲食施設が点在しています。効率よく食事を楽しむためのコツをいくつかご紹介します。
時間帯を選んで
ランチタイム(11時30分~13時30分頃)は特に混雑します。少し早めの11時前や、遅めの14時以降に食事をとることで、待ち時間を短縮できる可能性があります。特に海外パビリオンのレストランは座席数が限られているため、ピークタイムを避けることをおすすめします。
支払い方法を確認
万博会場内の飲食店は、基本的にキャッシュレス決済のみとなっています。クレジットカードやQRコード決済の準備をしておくと安心です。会場内にはプリペイドカードの発券機もありますが、混雑時は長蛇の列になる可能性があります。
予算に合わせて選ぶ
大阪ヘルスケアパビリオンのフードエリアは、500円のお弁当から3,500円の高級和牛メニューまで、幅広い価格帯のメニューが揃っています。一日の予算に合わせて、リーズナブルなメニューと贅沢なメニューを組み合わせるのも良いでしょう。
食の未来を体験する
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」は、食の分野にも反映されています。大阪ヘルスケアパビリオンでは、単においしい食事を提供するだけでなく、健康や環境に配慮した「未来の食」を体験することができます。
ビーガンメニューやアレルギー対応ソフトクリーム、グルテンフリーのお好み焼きなど、様々な食事制限に対応したメニューが充実しているのも特徴です。また、ロボットが作るドリンクや、大豆ミート、こんにゃくミートを使った料理など、最新の食のテクノロジーも体験できます。
食品ロス削減をテーマにしたクラフトビールなど、サステナビリティを意識したメニューも提供されており、未来の持続可能な食文化について考えるきっかけにもなります。
まとめ
大阪ヘルスケアパビリオンのフードエリアは、予約不要で気軽に利用できる魅力的な食の空間です。スパイファミリーコラボレストランから未来志向のビーガンメニュー、ロボットが作るドリンクまで、多彩な食体験が待っています。万博会場の「穴場」となる可能性もあるので、ぜひ足を運んでみてください。未来の食と健康を体験する素晴らしい機会となるでしょう。
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