【大阪・関西万博】いつ行くのがベスト?混雑回避法と快適に楽しめる時期を徹底解説!

2025年4月13日から10月13日まで開催される大阪・関西万博。いざ行こうと思っても、「いつ行くのが一番いいのだろう?」「混雑を避けて快適に楽しむにはどうしたらいいのだろう?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、関西万博をより快適に楽しむための最適な時期や、チケットの種類、見どころなどを詳しく解説します。混雑を避けたい方、お得に楽しみたい方、見どころをしっかり押さえたい方、それぞれにぴったりの訪問プランが見つかるはずです。
大阪・関西万博の基本情報

大阪・関西万博は、5年に一度開催される国際的なビッグイベント「国際博覧会」の2025年版です。正式名称は「2025年日本国際博覧会」といい、大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲(ゆめしま)」で開催されます。
開催期間と場所
開催期間は2025年4月13日から10月13日までの184日間。大阪市此花区の人工島「夢洲」が会場となります。夢洲は1977年に造成が始まり、1996年に完成した人工島です。約155ヘクタールという広大な敷地に、世界各国のパビリオンや展示施設が立ち並びます。
万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。サブテーマとして「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」の3つが掲げられています。コンセプトは「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」。最先端技術や各国の文化に触れることができる、まさに「未来社会の実験場」として位置づけられています。
予想来場者数は約2,820万人。単純計算すると1日あたり約15万人以上が訪れる計算になります。これだけ多くの人が集まるイベントですから、いつ行くかを慎重に選ぶことが重要です。
チケットの種類と価格
大阪・関西万博のチケットは様々な種類があり、訪問時期や条件によって価格が異なります。ここでは主なチケットの種類と価格を紹介します。
前売限定チケットには、開幕券、前期券、超早割一日券、早割一日券などがあります。
開幕券(開幕日から2025年4月26日まで1回入場可能)
区分 | 価格 |
---|---|
大人(満18歳以上) | 4,000円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 2,200円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,000円 |
前期券(開幕日から2025年7月18日まで1回入場可能)
区分 | 価格 |
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大人(満18歳以上) | 5,000円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 3,000円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,200円 |
超早割一日券(会期中いつでも1回入場可能)
区分 | 価格 |
---|---|
大人(満18歳以上) | 6,000円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 3,500円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,500円 |
早割一日券(会期中いつでも1回入場可能)
区分 | 価格 |
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大人(満18歳以上) | 6,700円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 3,700円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,700円 |
会期中販売チケットには、一日券、平日券、夜間券などがあります。
一日券(会期中いつでも1回入場可能)
区分 | 価格 |
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大人(満18歳以上) | 7,500円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 4,200円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,800円 |
平日券(土日祝を除き1回入場可能)
区分 | 価格 |
---|---|
大人(満18歳以上) | 6,000円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 3,500円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,500円 |
夜間券(会期中いつでも17時以降1回入場可能)
区分 | 価格 |
---|---|
大人(満18歳以上) | 3,700円 |
中人(満12歳〜17歳以下) | 2,000円 |
小人(満4歳以上〜11歳以下) | 1,000円 |
このように、チケットの種類によって価格が大きく異なります。例えば、4人家族(大人2人、小学生2人)で開幕1週間後の土日に訪れる場合、開幕券を利用すると合計10,000円で済みますが、開幕1か月後の5月の休日に前期券を利用すると合計12,400円になります。
関西万博はいつ行くのがベスト?

大阪・関西万博の開催期間は春から秋にかけての半年間です。では、いつ行くのがベストなのでしょうか?混雑状況や気候条件から最適な時期を考えてみましょう。
混雑を避けたいなら4月・5月がおすすめ
過去の万博の入場者数の傾向から見ると、開幕直後と閉幕直前に来場者が集中する傾向があります。特に閉幕間近は「もう見られなくなる」という心理から多くの人が訪れます。
そのため、混雑を避けたいなら4月から5月の開幕から間もない時期がおすすめです。ただし、ゴールデンウィーク(5月3日〜6日)は例外で、この期間は非常に混雑すると予想されます。
また、夏休み期間(7月下旬〜8月)も家族連れで賑わうことが予想されるため、混雑を避けたい方は注意が必要です。
平日と休日を比較すると、当然ながら平日の方が比較的空いています。特に火曜日から木曜日は、週末ほど混雑しない傾向があります。時間帯では、開場直後と夕方以降は比較的空いていることが多いです。
ゴールデンウィークは避けるべき理由
ゴールデンウィークは多くの人が連休を取りやすい時期であり、万博のような大型イベントには特に人が集まります。2025年のゴールデンウィークは、5月3日(土)から5月6日(火)までの4連休となります。
この期間は、国内外から多くの観光客が訪れることが予想され、会場内は非常に混雑する可能性が高いです。パビリオンの待ち時間が長くなったり、飲食店が混雑したりと、快適に楽しむことが難しくなるかもしれません。
また、交通機関も混雑することが予想されるため、会場へのアクセスにも時間がかかる可能性があります。ゴールデンウィークに行く場合は、早めの時間帯に会場入りするなどの工夫が必要でしょう。
季節別・快適に楽しむための時期選び

大阪・関西万博の開催期間は春から秋にかけてです。季節ごとの特徴を踏まえて、快適に楽しむための時期を考えてみましょう。
春(4月〜6月):気候が良く快適に過ごせる
春は気温が穏やかで過ごしやすい季節です。特に4月から5月は平均気温が15℃から20℃程度と快適です。日中の気温も上がりすぎず、屋外での移動や待ち時間も比較的快適に過ごせるでしょう。
ただし、6月は梅雨の時期に入ります。大阪の6月の平均降水日数は約12日。雨の日が多くなるため、傘や雨具の準備が必要です。会場内には大屋根(リング)が設置されているので、雨天時でもある程度は快適に移動できますが、完全に雨を避けられるわけではありません。
春の時期は花粉症の方も多いので、対策をしっかりと行っておくことをおすすめします。特に4月は花粉の飛散量が多い時期です。
夏(7月〜9月):暑さ対策が必須の時期
夏は気温が高く、特に7月下旬から8月は猛暑となることが多いです。大阪の8月の平均最高気温は約33℃、湿度も高いため、体感温度はさらに高く感じられます。
屋外での移動や待ち時間が多い万博では、熱中症のリスクも高まります。訪れる際は、帽子や日傘、冷却グッズなどの暑さ対策が必須です。また、こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。
夏休み期間は家族連れで賑わうことが予想されるため、混雑も考慮する必要があります。特に8月のお盆休み期間(8月13日〜16日頃)は非常に混雑する可能性が高いです。
ただ、夏ならではのイベントや展示も予定されているかもしれません。例えば、夏祭りや花火大会などの特別イベントが開催される可能性もあります。
秋(10月):涼しく過ごしやすい閉幕間近の時期
10月になると気温も下がり、過ごしやすい季節となります。大阪の10月の平均気温は約19℃と快適です。日中も暑すぎず、屋外での活動に適した気候となります。
ただし、閉幕間近となるこの時期は、「もう見られなくなる」という心理から多くの人が訪れる傾向があります。特に閉幕直前の週末(10月11日〜13日)は非常に混雑することが予想されます。
また、10月は台風の時期でもあります。大阪を直撃する可能性は低いものの、天候が不安定になることもあるため、訪問計画を立てる際は天気予報をこまめにチェックすることをおすすめします。
閉幕間近には特別イベントや閉幕セレモニーなどが開催される可能性もあります。万博の締めくくりを見たい方にはおすすめの時期です。
お得に万博を楽しむチケット選び

大阪・関西万博を楽しむためには、自分の訪問スタイルに合ったチケットを選ぶことが重要です。ここでは、お得に万博を楽しむためのチケット選びのポイントを紹介します。
開幕券と前期券のメリット
開幕券と前期券は、前売限定チケットの中でも特にお得なチケットです。
開幕券は、開幕日から2025年4月26日までの期間に1回入場できるチケットで、大人4,000円、中人2,200円、小人1,000円と、通常の一日券(大人7,500円、中人4,200円、小人1,800円)と比べてかなりお得です。
前期券は、開幕日から2025年7月18日までの期間に1回入場できるチケットで、大人5,000円、中人3,000円、小人1,200円となっています。こちらも通常の一日券と比べるとお得です。
これらのチケットのメリットは、価格が安いだけでなく、比較的混雑が少ない時期に使えることです。開幕直後は新しいものに対する興味から人が集まりますが、その後しばらくは比較的空いている傾向があります。
また、春から初夏にかけては気候も良く、屋外での移動や待ち時間も比較的快適に過ごせます。特に4月から5月(ゴールデンウィークを除く)は、気温も穏やかで過ごしやすい時期です。
家族で訪れる場合は、特にお得になります。例えば、4人家族(大人2人、小学生2人)で開幕1週間後の土日に訪れる場合、開幕券を利用すると合計10,000円で済みますが、通常の一日券を利用すると合計18,600円になります。その差額は8,600円にもなります。
平日券と夜間券の活用法
平日券と夜間券も、うまく活用することでお得に万博を楽しむことができます。
平日券は、土日祝を除く平日に1回入場できるチケットで、大人6,000円、中人3,500円、小人1,500円となっています。通常の一日券と比べると、大人は1,500円、中人は700円、小人は300円お得です。
平日は休日と比べて比較的空いていることが多いため、混雑を避けたい方にもおすすめです。特に火曜日から木曜日は、週末ほど混雑しない傾向があります。
夜間券は、会期中いつでも17時以降に1回入場できるチケットで、大人3,700円、中人2,000円、小人1,000円となっています。通常の一日券の半額程度で入場できるため、非常にお得です。
夜間券のメリットは、価格が安いだけでなく、夕方以降は比較的空いていることが多いことです。日中の暑さを避けられるのも大きなメリットです。特に夏場は、日中の暑さを避けて夕方以降に訪れるのがおすすめです。
また、夜の万博会場は昼間とは違った雰囲気を楽しむことができます。ライトアップされたパビリオンや、夜間限定のイベントなどが開催される可能性もあります。
ただし、夜間券は入場時間が限られているため、見られる展示やイベントも限られることを考慮する必要があります。特に人気のパビリオンは早めに閉館することもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
万博で見逃せない注目パビリオン

大阪・関西万博の見どころは何と言ってもパビリオンです。世界各国のパビリオンや、テーマパビリオン、企業パビリオンなど、様々なパビリオンが立ち並びます。ここでは、特に注目のパビリオンを紹介します。
日本館の見どころ
日本館は開催国として最大規模のパビリオンとなる予定です。日本の文化や技術、未来社会のビジョンなどが展示されます。
日本館の詳細はまだ明らかになっていませんが、日本の伝統文化と最先端技術の融合をテーマにした展示が行われる可能性が高いです。例えば、伝統工芸とAI技術を組み合わせた展示や、日本の食文化を体験できるコーナーなどが考えられます。
また、日本の四季や自然の美しさを表現した展示も期待されます。日本の春夏秋冬の風景や、桜、紅葉などの季節の花々を、最新のプロジェクションマッピング技術などを使って表現するかもしれません。
日本館は人気が高く、混雑することが予想されるため、早めの時間帯に訪れるか、比較的空いている平日を選ぶことをおすすめします。
人気が予想される国際パビリオン
大阪・関西万博には、158の国・地域と9の国際機関が参加を表明しています。これは過去に日本で開催された万博で最多であり、万博史上でも最多級の参加国数となります。その中でも特に人気が予想されるパビリオンをいくつか紹介します。
まず注目すべきは、最新技術の展示が期待される国々のパビリオンです。例えば、イギリスやフランス、ドイツなどの欧州諸国は、環境技術や持続可能な社会に関する展示が行われる可能性が高いです。また、中国やインド、サウジアラビアなどの新興国も、自国の文化や技術力をアピールする大規模なパビリオンを出展すると予想されます。
特にサウジアラビアは、万博会場の建設にいち早く着手した国の一つとして知られています。サウジアラビアのパビリオンでは、伝統的な文化と最先端技術の融合が見られるかもしれません。
また、日本と関係の深いアジア諸国のパビリオンも人気が予想されます。例えば、韓国や台湾、シンガポールなどは、日本との文化的な共通点や違いを示す展示が行われる可能性があります。
これらの国際パビリオンは、それぞれの国の文化や歴史、技術などを体験できる貴重な機会となるでしょう。人気のパビリオンは混雑することが予想されるため、事前予約システムを活用することをおすすめします。
シグネチャーパビリオンの特徴
シグネチャーパビリオンとは、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を具体的に表現するための特別なパビリオンです。8つのシグネチャーパビリオンが設置される予定で、それぞれが独自のテーマを持っています。
シグネチャーパビリオンの一つである「いのち館」では、生命の神秘や多様性について学ぶことができます。最新のバイオテクノロジーや医療技術の展示なども行われる予定です。
「水館」では、地球上の水資源の重要性や、水に関する様々な課題と解決策が展示されます。水の循環や浄化技術、海洋保全などについて学ぶことができるでしょう。
「緑館」では、森林や植物の役割、生物多様性の重要性などが展示されます。持続可能な農業や食料生産についても学ぶことができるでしょう。
その他にも、「子ども館」や「未来館」など、様々なテーマのシグネチャーパビリオンが設置される予定です。これらのパビリオンでは、体験型の展示や最新技術を使ったインタラクティブな展示が行われる可能性が高いです。
シグネチャーパビリオンは、万博のテーマを深く理解するための重要な施設です。混雑が予想されるため、早めの時間帯に訪れるか、比較的空いている平日を選ぶことをおすすめします。
シグネチャーパビリオンについてはこちらの記事でまとめています!

万博訪問時の実用アドバイス
大阪・関西万博を訪れる際には、事前の準備が重要です。ここでは、万博訪問時の実用的なアドバイスを紹介します。
予約システムの活用方法
大阪・関西万博では、混雑緩和のために事前予約システムが導入される予定です。特に人気のパビリオンは、事前予約が必須となる可能性が高いです。
予約システムは、公式ウェブサイトやスマートフォンアプリを通じて利用できる予定です。予約方法は、日時指定制や時間枠指定制など、パビリオンによって異なる可能性があります。
例えば、日本館のような人気パビリオンは、予約必須度が非常に高いとされています。公式情報によると、日本館の所要時間は約2時間と予想されており、事前予約をしておくことで、長時間の待ち時間を避けることができます。
予約システムを活用する際のポイントとしては、以下のことが考えられます。
まず、予約は早めに行うことをおすすめします。特に人気のパビリオンは、予約開始直後に埋まってしまう可能性があります。
また、複数のパビリオンを予約する場合は、移動時間を考慮して時間に余裕を持たせることが重要です。万博会場は広大なため、パビリオン間の移動にも時間がかかります。
さらに、予約時間に遅れると入場できない可能性もあるため、時間には余裕を持って行動することをおすすめします。
持ち物チェックリスト
大阪・関西万博を快適に楽しむためには、適切な持ち物の準備も重要です。季節や天候によって必要なものは異なりますが、基本的な持ち物を紹介します。
まず、チケットやパスポートなどの身分証明書は必須です。デジタルチケットの場合は、スマートフォンのバッテリー切れに備えて、モバイルバッテリーも持参すると安心です。
次に、快適に過ごすための服装や小物です。季節に合わせた服装はもちろん、日差しが強い時期には帽子や日傘、サングラスなどの日よけグッズが役立ちます。また、雨の可能性がある場合は、折りたたみ傘やレインコートも持参すると良いでしょう。
水分補給も重要です。会場内には飲料水を購入できる場所もありますが、マイボトルを持参すれば、環境にも優しく経済的です。
また、会場内は広いため、歩きやすい靴を選ぶことも大切です。長時間の歩行や立ち時間が予想されるため、疲れにくい靴を選びましょう。
その他にも、ハンカチやティッシュ、除菌グッズなどの衛生用品や、常備薬、カメラなども役立つでしょう。
ただし、持ち物が多すぎると移動が大変になるため、必要最小限にとどめることも大切です。会場内にはコインロッカーなどの荷物預かり所も設置される予定ですが、混雑する可能性もあるため、なるべく身軽に行動できるよう工夫しましょう。
コインロッカーや手荷物預りについてはこちらの記事を参考にしてください。

まとめ:あなたにぴったりの万博訪問プラン
大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日までの184日間開催されます。いつ行くのがベストかは、混雑状況や気候条件、見たいパビリオンによって異なります。
混雑を避けたいなら、開幕から間もない4月から5月(ゴールデンウィークを除く)や、平日の訪問がおすすめです。特に火曜日から木曜日は比較的空いていることが多いでしょう。
季節別に見ると、春(4月〜6月)は気候が良く過ごしやすい時期、夏(7月〜9月)は暑さ対策が必須の時期、秋(10月)は涼しく過ごしやすい閉幕間近の時期となります。
チケットは、開幕券や前期券、平日券、夜間券などを上手に活用することで、お得に万博を楽しむことができます。特に家族で訪れる場合は、開幕券や前期券を利用することで大きな節約になります。
万博を訪れる際は、事前予約システムを活用し、持ち物も季節や天候に合わせて準備しましょう。これらの準備をしっかりと行うことで、大阪・関西万博をより快適に、より充実した形で楽しむことができるでしょう。
チケットが当たるキャンペーンはこちらの記事をチェックしてみてください!
