【大阪・関西万博】ベビーカーはどこで借りられる?ベビーカーでの移動に便利なルートも紹介

いよいよ開催中の大阪・関西万博。小さなお子さんと一緒に万博を楽しみたいと考えている方にとって、ベビーカーの準備は大きな関心事ではないでしょうか。会場は広く、一日中歩き回ることになるため、ベビーカーの有無で快適さが大きく変わります。
自宅からベビーカーを持参するのは、特に遠方から来られる方には負担になることもあります。そこで気になるのが、万博会場でのベビーカーレンタルサービスの有無や利用方法です。
この記事では、2025大阪・関西万博でのベビーカーレンタルサービスについて、場所や料金、種類など、お子さん連れのご家族が知っておくべき情報を詳しくご紹介します。万博会場内の移動をスムーズにし、お子さんと一緒に楽しい時間を過ごすための参考にしてください。
2025大阪関西万博でのベビーカーレンタルサービス概要
2025大阪・関西万博では、お子さん連れのご家族に配慮して、ベビーカーのレンタルサービスが提供されています。会場の広さを考えると、小さなお子さんを抱えての長時間の移動は体力的にも大変です。そのため、ベビーカーレンタルサービスは多くの家族連れにとって心強い味方となるでしょう。
万博会場では、主に公式の無料ベビーカーレンタルサービスが用意されています。このサービスは、ベビーカーを持参できなかった方や、急にベビーカーが必要になった方のために設けられています。会場内を快適に移動できるよう、十分な台数が準備されている点も安心です。
公式の無料ベビーカーレンタルサービス
大阪・関西万博の会場内では、無料でベビーカーを借りられる公式サービスが用意されています。このサービスは、迷子/ベビーセンターで提供されており、来場される乳幼児及びその保護者の方々が快適に移動できるよう配慮されています。
無料レンタルサービスでは、全部で800台のベビーカーが用意されています。対象年齢は生後1か月~4歳(48か月)までとなっており、幅広い年齢層のお子さんに対応しています。
利用には身分証明書の提示が必要となる場合があります。また、保証金が必要なケースもありますが、ベビーカー返却時に全額返金されます。利用時間は9:00~22:00までとなっており、万博会場の営業時間内であれば、いつでも借りることができます。
ただし、無料レンタルサービスには注意点もあります。台数は多いものの、特に週末や祝日などの混雑日には早い時間に貸し出し終了となる可能性があります。また、事前予約ができないため、確実に借りたい場合は開場直後に訪れることをおすすめします。
貸出台数と対象年齢
大阪・関西万博の公式ベビーカーレンタルサービスでは、全部で800台のベビーカーが用意されています。これは、多くの家族連れが訪れることを想定し、十分な数を確保するための措置です。
対象年齢は生後1か月~4歳(48か月)までとなっています。この年齢範囲は、まだ長時間歩くことが難しい乳幼児を対象としており、体力的に歩行が可能な年齢のお子さんは、自分の足で会場内を探索することが推奨されています。
ベビーカーの種類については、標準的なものが用意されていると考えられますが、特殊なタイプ(双子用や特別な支援が必要なお子さん向けなど)については、事前に公式サイトで確認するか、当日スタッフに相談することをおすすめします。
また、ベビーカーの貸出数は多いものの、特に混雑が予想される日には早めに借りることをおすすめします。万博会場は広いため、入場後すぐに迷子/ベビーセンターに向かうと、スムーズにベビーカーを借りることができるでしょう。
2025大阪関西万博会場内のベビーカーレンタル場所
大阪・関西万博の会場内では、複数の場所でベビーカーをレンタルすることができます。それぞれの場所の特徴や利便性を知っておくと、当日の計画を立てる際に役立ちます。
迷子/ベビーセンターでの貸し出し
会場内の迷子/ベビーセンターでは、無料のベビーカーレンタルサービスを提供しています。これらのセンターは会場内の複数箇所に設置されており、万が一迷子になったお子さんのケアも行っています。
迷子/ベビーセンターでのベビーカー貸し出しは、基本的に先着順となっています。利用には身分証明書の提示が必要で、場合によっては保証金を預ける必要があります。保証金は返却時に全額返金されますので、ベビーカーを借りる際は、返却場所と時間をしっかり確認しておきましょう。
センターの場所は会場マップで確認できますが、主要エリアの近くに設置されていることが多いです。また、迷子/ベビーセンターでは、まいごリストバンドも配布しています。これは、万が一お子さんが迷子になった場合に、保護者をすぐに呼び出せるようにするためのものです。小さなお子さんと一緒に万博を訪れる際は、このリストバンドを活用するとより安心です。
東ゲートゾーンのレンタル場所
東ゲートゾーンには、ベビーカーレンタルサービスの拠点が設置されています。具体的には、東ゲート施設東棟2に迷子/ベビーセンターがあり、ここでベビーカーを借りることができます。
東ゲートは、大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」からのアクセスが便利で、多くの来場者が利用するゲートです。そのため、このゲートから入場する予定の方は、入場後すぐにベビーカーを借りることができる利点があります。
東ゲートゾーンのレンタル場所は、利用時間が9:00~22:00となっており、万博会場の営業時間内であればいつでも借りることができます。ただし、混雑が予想される日には、早めに訪れることをおすすめします。
また、東ゲートゾーンには、授乳室やおむつ交換所も設置されています。ベビーカーを借りた後、すぐにお子さんのケアができる環境が整っているため、小さなお子さん連れの方には特に便利なゲートと言えるでしょう。
西ゲートゾーンのレンタル場所
西ゲートゾーンにも、ベビーカーレンタルサービスの拠点が設置されています。具体的には、西ゲート施設東棟1に迷子/ベビーセンターがあり、ここでベビーカーを借りることができます。
西ゲートは、JRゆめ咲線「桜島駅」や阪神なんば線「桜島駅」からのアクセスが便利で、関西空港や神戸方面からのアクセスに適したゲートです。そのため、これらの方面から来場する予定の方は、このゲートを利用するとスムーズです。
西ゲートゾーンのレンタル場所も、利用時間は9:00~22:00となっており、万博会場の営業時間内であればいつでも借りることができます。東ゲートと同様に、混雑が予想される日には早めに訪れることをおすすめします。
また、西ゲートゾーンにも、授乳室やおむつ交換所が設置されています。ベビーカーを借りた後、すぐにお子さんのケアができる環境が整っているため、小さなお子さん連れの方には便利なゲートです。
ベビーカーレンタルの利用方法
大阪・関西万博でベビーカーを借りる際の具体的な手続き方法や注意点について詳しく見ていきましょう。事前に流れを把握しておくことで、当日スムーズに利用できます。
貸出手続きの流れ
大阪・関西万博でベビーカーを借りる際の手続きは、比較的シンプルです。以下に、一般的な流れをご紹介します。
まず、会場内の迷子/ベビーセンターに向かいます。東ゲートゾーンであれば東ゲート施設東棟2、西ゲートゾーンであれば西ゲート施設東棟1にセンターがあります。
センターに到着したら、スタッフに「ベビーカーを借りたい」と伝えます。その際、身分証明書(運転免許証やパスポートなど)の提示を求められる場合があります。また、保証金が必要な場合もありますので、現金を用意しておくと安心です。
必要事項を記入し、手続きが完了すると、ベビーカーを受け取ることができます。スタッフから使用方法や注意事項の説明を受けた後、実際に使用を開始します。
貸出時には、返却場所と時間についても確認しておきましょう。基本的には借りた場所に返却することになりますが、万博会場は広いため、計画的に行動することが大切です。
返却方法と注意点
ベビーカーの返却は、基本的に借りた場所(迷子/ベビーセンター)に行います。返却時には、借りた際に受け取った受領書や保証金の領収書を提示する必要がある場合があります。
返却の際の注意点としては、以下のようなものがあります。
まず、返却時間を守ることが大切です。万博会場の閉場時間は22:00となっていますが、混雑を避けるためにも、余裕を持って返却することをおすすめします。
次に、ベビーカーの状態についても注意が必要です。使用中に汚れや破損があった場合は、返却時に正直に申告しましょう。故意の破損でない限り、通常は追加料金は発生しませんが、隠して後から発覚すると、トラブルの原因になる可能性があります。
また、ベビーカーに荷物を入れたままにしないよう注意しましょう。返却前に、すべての持ち物を取り出したか確認することが大切です。特に、座席の下や収納部分に小さなものが残っていないか、しっかりチェックしてください。
最後に、混雑時には返却にも時間がかかる可能性があります。特に閉場間際は多くの人が一斉に返却に訪れるため、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
子連れ家族のための万博会場内の移動ガイド
大阪・関西万博の会場は広大で、小さなお子さんを連れての移動は大変かもしれません。しかし、会場内には子連れ家族に配慮した設備や移動手段が用意されています。ここでは、会場内をスムーズに移動するためのポイントをご紹介します。
会場内のバリアフリー対応状況
大阪・関西万博の会場は、バリアフリー設計を基本としています。子連れ家族にとっても移動しやすい環境が整っています。
まず、会場内の主要な通路には段差がなく、ベビーカーでもスムーズに移動できるよう配慮されています。また、段差がある場所にはスロープが設置されているため、ベビーカーでの移動に支障はありません。
次に、エレベーターも十分に設置されています。特に、複数階にわたる施設や展示がある場所では、エレベーターを利用することで、ベビーカーのまま移動することができます。
また、多目的トイレも会場内の各所に設置されています。これらのトイレには、おむつ替えシートやベビーチェアも完備されているので、お子さんのケアもスムーズに行えます。
さらに、会場内には休憩スペースも多く設けられています。長時間の移動で疲れた際には、これらのスペースを利用して休憩することができます。特に、日陰のある屋外休憩エリアや、空調の効いた屋内休憩エリアは、小さなお子さん連れの方には重宝するでしょう。
ベビーカーでの移動に便利なルート
大阪・関西万博の会場内を、ベビーカーで効率よく移動するためのルートについてご紹介します。
まず、会場内の主要な通路は広く設計されており、ベビーカーでの移動がしやすくなっています。特に、メインストリートと呼ばれる中央の通路は、幅が広く、多くの人が行き交っても余裕があります。
また、会場内には自動運転バスや走行中給電対応バスが運行されており、これらのバスにはベビーカーと共に乗ることができます。長距離の移動や、疲れた際には、これらのバスを利用するとよいでしょう。
さらに、会場内には「ベビーカー優先レーン」が設けられている場所もあります。特に混雑が予想されるエリアでは、これらのレーンを利用することで、スムーズに移動することができます。
また、会場内の案内サインには、ベビーカーで移動しやすいルートが示されている場合もあります。これらのサインを参考にすることで、効率よく会場内を回ることができるでしょう。
最後に、万博会場は広いため、一日ですべてを回ることは難しいかもしれません。そのため、事前に訪れたいパビリオンや展示を絞り、効率的なルートを計画しておくことをおすすめします。特に、小さなお子さん連れの場合は、無理のないスケジュールを立てることが大切です。
ベビーケアルームの設備と場所
大阪・関西万博では、小さなお子さん連れのご家族のために、ベビーケアルームが会場内の複数箇所に設置されています。ベビーケアルームとは、授乳やおむつ替えなど、赤ちゃんのケアを行うための専用スペースです。
公式情報によると、ベビーケアルームは計12か所設置されており、ゲート外に2か所とゲート内に10か所、それぞれ位置しています。これらの施設は、プライバシーに配慮した設計になっており、安心して利用することができます。
ベビーケアルームには、授乳スペースやおむつ交換台はもちろん、調乳用のお湯が出る設備なども完備されています。具体的な設備については、各ベビーケアルームによって異なる場合がありますので、必要に応じてスタッフに確認するとよいでしょう。
ベビーケアルームの場所については、東ゲートゾーンと西ゲートゾーンにそれぞれ設置されています。東ゲートゾーンでは東ゲート施設東棟2に、西ゲートゾーンでは西ゲート施設東棟1にベビーケアルームがあります。また、日本館のパビリオンにもおむつ交換ができるトイレが設置されているため、そちらを利用するのも良いでしょう。
ベビーケアルームの利用時間は、万博会場の営業時間に合わせて9:00~22:00となっています。混雑状況によっては待ち時間が発生する可能性もありますので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
また、ベビーケアルームの場所は会場マップで確認できますが、万博公式アプリをダウンロードしておくと、現在地からの最短ルートなども表示されるため、より便利に利用することができます。小さなお子さん連れでの移動は大変ですが、これらの施設をうまく活用することで、快適に万博を楽しむことができるでしょう。
まとめ
2025大阪・関西万博では、小さなお子さん連れのご家族に配慮して、ベビーカーの無料レンタルサービスが提供されています。会場内の迷子/ベビーセンターで借りることができ、東ゲートゾーンと西ゲートゾーンに設置されています。
全800台が用意され、生後1か月~4歳までのお子さんが対象です。また、授乳室やおむつ替えスペースなどの子育て支援施設も充実しており、バリアフリー設計で移動もスムーズです。事前に情報を確認して、ご家族で楽しい万博体験をしてください。