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【大阪・関西万博】空飛ぶクルマの実機はどこで見られる? 展示場所やデモ飛行のスケジュールを解説!

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2025年の大阪・関西万博で注目を集めている空飛ぶタクシー。テレビや雑誌で話題になっていますが、実際にどこで見られるのか、具体的な情報はあまり知られていません。「万博に行ったのに空飛ぶタクシーが見られなかった…」という残念な思いをしないために、この記事では空飛ぶタクシーの実機展示場所やデモ飛行の時間帯、見学のベストスポットまで詳しくご紹介します。

万博会場内の「EXPO Vertiport(エキスポ・バーティポート)」や「空飛ぶクルマ ステーション」での展示、さらに実際に飛行する姿を見られるスポットと時間帯を知れば、万博での思い出がさらに特別なものになるでしょう。

Contents

空飛ぶクルマの実機展示はどこで見られる?

空飛ぶクルマの実機を間近で見たい方には、万博会場内に設置された専用施設があります。ここでは、どこで実機を見ることができるのか、詳しくご紹介します。

EXPO Vertiportでの展示

2025年3月28日に竣工した「EXPO Vertiport」は、万博会場内の北西に位置する「モビリティエクスペリエンス」エリアに設置されています。この施設は、空飛ぶクルマの離着陸専用施設として整備されました。

敷地面積は約7,944平方メートル(約2,400坪)と広大で、エプロン、着陸帯、駐機場、格納庫、ラウンジ/事務所棟などで構成されています。セキュリティのための入退ゲートや気象測器、機体の充電機器なども備えられており、まさに未来の空港のような施設です。

ポート内には、オレンジ色の2つの円形の駐機場があり、空飛ぶクルマは青地に白いVの文字がある着陸帯で離着陸します。この施設は国土交通省航空局のバーティポート整備指針に準じて整備されており、既存のヘリポートに近い設計になっています。

EXPO Vertiportでは、デモ飛行の合間に実機が展示される予定です。特に飛行予定のない時間帯には、機体を間近で見ることができるチャンスがあります。実機を見学できる時間帯は日によって異なりますので、万博公式アプリや会場内の案内板で最新情報を確認することをおすすめします。

「空飛ぶクルマ ステーション」での体験

2025年日本国際博覧会協会は、未来社会ショーケース事業における「スマートモビリティ万博 空飛ぶクルマ」の事業の一環として、展示施設「空飛ぶクルマ ステーション」の整備を決定しました。

この施設は、エンパワーリングゾーンP07(延床面積:約300平方メートル)に設置され、空飛ぶクルマがある未来社会を体感できる展示施設となっています。ここでは、映像・立体音響・床面振動を組み合わせた最新の没入体験が可能なシアターや、空飛ぶクルマの専用離着陸場紹介動画などが展示されています。

「空飛ぶクルマ ステーション」への入館は予約が必要です。万博公式サイトやアプリから事前予約することで、混雑を避けて快適に見学することができます。予約方法は簡単で、公式サイトから希望日時を選択するだけです。人気の展示になることが予想されるため、できるだけ早めの予約をおすすめします。

大阪市長のXで運航予定スケジュールが発表!

日産のSKYDRIVEは開幕日と7~8月のみの飛行予定ですが、丸紅のLIFTが4~7月の間に試験飛行を行うようです。他の機体に関しては現在調整中とのことです。

デモ飛行のスケジュールと見学ポイント

空飛ぶクルマの実機を見るだけでなく、実際に飛行する姿を見たいという方も多いでしょう。ここでは、デモ飛行のスケジュールと、最適な見学スポットをご紹介します。

運航事業者別の飛行予定

大阪・関西万博では、複数の運航事業者が空飛ぶクルマのデモ飛行を行う予定です。各事業者の飛行予定は以下の通りです。

ANAホールディングスと米Joby Aviationの連合は、「Joby S-4」を使用したデモ飛行を予定しています。この機体は5人乗り(パイロット1人、乗客4人)で、静粛性に優れた電動エアモビリティです。最高速度は320km/h、航続距離は240kmと、空飛ぶクルマの中でもトップクラスの性能を誇ります。

丸紅は英Vertical Aerospace社が開発した「VX4」を使用します。この機体も5人乗り(パイロット1人、乗客4人)で、約1カ月間のデモ飛行を予定しています。

日本のSkyDriveは国産の「SD-05」を使用します。この機体は2人乗り(パイロット1人、乗客1人)で、航続距離は約15kmです。SkyDriveは、会場内のEXPO Vertiportと大阪港バーティポート間でデモフライトを行う予定です。

デモ飛行は天候に左右されるため、雨天や強風の日は中止になる可能性があります。最新の飛行スケジュールは、万博公式サイトやアプリで確認することができます。

最適な見学スポットと時間帯

空飛ぶクルマのデモ飛行を最も良い角度で見るためには、見学スポットの選択が重要です。

EXPO Vertiport周辺には、デモ飛行を見学するための専用エリアが設けられる予定です。このエリアからは、離着陸の様子を間近で見ることができます。ただし、安全上の理由から、一定の距離は保たれています。

また、万博会場内の「モビリティエクスペリエンス」エリアの展望デッキからも、空飛ぶクルマの飛行を見ることができます。高い位置からの眺めは、空飛ぶクルマの動きを俯瞰で見ることができるため、おすすめです。

デモ飛行の時間帯は、午前中と夕方に集中する予定です。午前中は10時から12時頃、夕方は15時から17時頃に飛行が予定されています。特に、夕方の飛行は夕日を背景に空飛ぶクルマが飛ぶ姿を見ることができ、写真撮影にも最適です。

混雑を避けるなら、平日の午前中がおすすめです。週末や祝日は多くの来場者が予想されるため、見学スポットも混雑する可能性があります。早めに見学スポットに到着して、良い位置を確保しましょう。

空飛ぶクルマの機種と特徴

空飛ぶクルマと一言で言っても、実はさまざまな機種があります。ここでは、大阪・関西万博で見ることができる主な機種とその特徴をご紹介します。

運航予定の4機種の比較

大阪・関西万博では、以下の3つの運航事業者による空飛ぶクルマが展示・デモ飛行される予定です。

運航事業者機種特徴
ANA+Joby AviationJoby S-45席仕様、静粛性に優れた電動エアモビリティ、最高速度320km/h、航続距離240km
丸紅VX4英Vertical Aerospace社開発、5人乗り(パイロット1人、乗客4人)、高速飛行が可能
SkyDriveSD-05日本製2人乗り(乗客1名+パイロット1名)、航続距離約15km、コンパクトな設計

これらの機体はそれぞれ特徴が異なります。Joby S-4は航続距離が長く、長距離移動に適しています。VX4も同様に高性能な機体です。一方、SD-05はコンパクトな設計で、都市内の短距離移動に適しています。

各機体の見どころ

Joby S-4の最大の見どころは、その静粛性です。電動モーターを採用しており、従来のヘリコプターと比べて騒音が大幅に低減されています。また、5人乗りという大きな定員も特徴的です。デモ飛行では、その静かな飛行音と安定した飛行姿勢に注目してみてください。

VX4は、英国のVertical Aerospace社が開発した機体で、高速飛行が可能です。デザイン性も高く、未来的な外観が特徴です。デモ飛行では、その洗練されたデザインと滑らかな飛行動作を観察することができます。

SD-05は日本のSkyDriveが開発した国産の空飛ぶクルマです。コンパクトな設計ながら、安定した飛行性能を持っています。日本の技術力の高さを示す機体として、注目を集めています。デモ飛行では、小回りの利く機動性に注目してみてください。

各機体は、デモ飛行の合間にEXPO Vertiportで展示される予定です。実機を間近で見ることで、その大きさや構造を詳しく観察することができます。特に、プロペラの配置や操縦席の設計など、細部にわたって見ることができるのは貴重な機会です。

空飛ぶクルマを間近で体験できるイベント

実機を見るだけでなく、空飛ぶクルマの世界をより深く体験できるイベントも用意されています。ここでは、万博会場内で行われる空飛ぶクルマ関連のイベントをご紹介します。

「SoraCruise」イマーシブシアター体験

日本航空(JAL)が協賛する「SoraCruise(そらクルーズ)by Japan Airlines」は、「空飛ぶクルマ ステーション」内に設置されるイマーシブシアターです。このシアターでは、映像や立体音響、床面振動を組み合わせた最新の没入体験を提供します。

「SoraCruise」では、空飛ぶクルマに搭乗しているかのような臨場感を味わうことができます。大阪の街並みや関西の美しい景色の上を飛行する映像が、立体音響と床面振動によってリアルに再現されます。まるで自分が空飛ぶクルマに乗っているかのような感覚を味わえる、貴重な体験です。

このイマーシブシアター体験は、空飛ぶクルマの未来像を具体的にイメージするのに役立ちます。実際に空飛ぶクルマが普及した未来では、どのような景色が見え、どのような体験ができるのか。そんな未来の一端を垣間見ることができるでしょう。

「SoraCruise」の体験には予約が必要です。万博公式サイトやアプリから事前予約することで、待ち時間なく体験することができます。人気のアトラクションになることが予想されるため、できるだけ早めの予約をおすすめします。

デジタルお絵描き体験

「空飛ぶクルマ ステーション」では、「デジタルお絵描き体験」も提供されています。これは、子どもから大人まで楽しめる参加型のアクティビティです。

デジタルお絵描き体験では、専用のタブレットを使って自分だけの空飛ぶクルマをデザインすることができます。描いた絵は大型スクリーンに投影され、自分のデザインした空飛ぶクルマが空を飛ぶ様子を見ることができます。

子どもたちにとっては、自分の想像力を形にする楽しい体験になるでしょう。また、大人にとっても、未来のモビリティについて考えるきっかけになる体験です。家族連れでの来場なら、ぜひ立ち寄ってみてください。

デジタルお絵描き体験は、「空飛ぶクルマ ステーション」内の専用コーナーで行われています。こちらも人気が予想されるため、混雑時には整理券が配布される可能性があります。時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

空飛ぶクルマの未来像

大阪・関西万博で披露される空飛ぶクルマは、未来の交通手段として大きな期待が寄せられています。ここでは、空飛ぶクルマの将来像について詳しく見ていきましょう。

将来の運賃はいくらになる?

空飛ぶクルマが実用化された場合、気になるのは運賃です。現時点での試算によると、以下のような料金設定が予想されています。

運賃項目金額
初乗り料金680円
追加料金10秒ごとに250円
20分利用時約3万円
1時間利用時約9万円

この料金体系は、大阪地区のタクシーと同じく初乗りで680円、以降は10秒ごとに250円という設定です。一見高額に思えますが、例えば大阪市内から関西空港までタクシーを利用した場合、所要時間は約1時間で1万5000円かかることを考えると、空飛ぶクルマで20分から30分程度で移動できれば、時間短縮のメリットを考慮すれば決して高くないとも言えます。

もちろん、技術の進歩や普及に伴い、将来的には料金が下がることも期待されています。特に、自動運転技術の発展によりパイロットが不要になれば、人件費の削減により料金の大幅な引き下げが可能になるでしょう。

大阪府のロードマップと実用化計画

大阪府は、空飛ぶクルマの実装に向けたロードマップを策定しています。このロードマップでは、2025年を「立ち上げ期」、2030年を「拡大期」、2035年ごろを「成熟期」と位置づけています。

立ち上げ期である2025年には、大阪・関西万博を契機に空飛ぶクルマの商業運航が始まります。当初は限られたルートでの運航になりますが、安全性や利便性が実証されれば、徐々に運航ルートが拡大されていく予定です。

拡大期の2030年には、大阪市内を中心に複数のバーティポート(離着陸場)が整備され、より多くの人が空飛ぶクルマを利用できるようになります。また、自動運転技術の導入も進み、より安全で効率的な運航が可能になるでしょう。

成熟期の2035年ごろには、空飛ぶクルマが一般的な交通手段として定着することが期待されています。都市間の移動だけでなく、都市内の短距離移動にも活用され、地上の渋滞を回避する新たな移動手段として広く普及するでしょう。

大阪府のロードマップでは、空飛ぶクルマの実装に向けた7つのアクションプランも掲げられています。これには、実証実験に向けた環境整備、離着陸場の整備、事業環境の整備、社会受容性の確保に向けた取組の推進、国との連携、府内外の自治体との連携、在阪・大阪RT Green / Orange Table参画事業者との連携が含まれています。これらのアクションプランを着実に実行することで、空飛ぶクルマの実用化を加速させる計画です。

大阪府は空飛ぶクルマの実用化に向けて積極的に取り組んでおり、万博後も継続的な発展を目指しています。空飛ぶクルマは、大阪の新たな交通インフラとして定着することが期待されています。

万博後の空飛ぶクルマの展望

大阪・関西万博での空飛ぶクルマの展示やデモ飛行は、あくまでも始まりに過ぎません。万博後も空飛ぶクルマの開発と実用化は続いていきます。ここでは、万博後の空飛ぶクルマの展望について見ていきましょう。

2030年までの導入計画

大阪府の計画によると、2030年までに大阪市内を中心に複数のバーティポートが整備される予定です。これにより、関西国際空港と大阪市内、大阪市内と神戸市内など、主要拠点間の移動に空飛ぶクルマが活用されるようになります。

特に注目されているのが、関西国際空港と大阪市内を結ぶルートです。現在、関西国際空港から大阪市内までは電車で約1時間かかりますが、空飛ぶクルマを利用すれば約15分で移動できるようになります。ビジネス客や観光客にとって、大きな時間短縮になるでしょう。

また、2030年までに自動運転技術の導入も進む予定です。当初はパイロットが操縦しますが、技術の進歩に伴い、徐々に自動運転の比率が高まっていくと予想されています。自動運転が実現すれば、人件費の削減により運賃の引き下げも期待できます。

さらに、2030年までに機体の性能も向上すると予想されています。現在の空飛ぶクルマは航続距離が限られていますが、バッテリー技術の進歩により、より長距離の飛行が可能になるでしょう。これにより、大阪から京都、奈良などの観光地への移動にも活用できるようになります。

関西から全国へ広がる可能性

大阪・関西での空飛ぶクルマの実用化が成功すれば、その取り組みは全国へと広がっていく可能性があります。特に、東京や名古屋など、大都市圏での導入が期待されています。

東京では、羽田空港や成田空港と都心を結ぶルートでの活用が検討されています。現在、成田空港から都心までは電車で約1時間以上かかりますが、空飛ぶクルマを利用すれば約20分で移動できるようになります。2020年東京オリンピック・パラリンピックでは実現しませんでしたが、大阪・関西万博での成功を受けて、東京でも導入が加速する可能性があります。

名古屋でも、中部国際空港と名古屋市内を結ぶルートでの活用が検討されています。また、トヨタ自動車が空飛ぶクルマの開発に出資していることから、愛知県を中心とした中部地方での導入も期待されています。

さらに、離島や山間部など、交通アクセスが限られている地域での活用も期待されています。例えば、瀬戸内海の島々や、日本アルプスの山間部など、従来は交通手段が限られていた地域でも、空飛ぶクルマがあれば短時間で移動できるようになります。これにより、観光振興や地域活性化にもつながるでしょう。

空飛ぶクルマは、日本の交通インフラを大きく変える可能性を秘めています。大阪・関西万博での展示やデモ飛行は、その可能性を広く一般に知らせる重要な機会となるでしょう。

まとめ

大阪・関西万博で空飛ぶタクシーを見るなら、会場内の「EXPO Vertiport」や「空飛ぶクルマ ステーション」がおすすめです。デモ飛行は午前10時から12時、午後15時から17時頃に予定されており、特に夕方の飛行は写真撮影に最適です。ANAホールディングス、丸紅、SkyDriveの3陣営が運航予定で、各機体の特徴的な飛行を観察できます。実機展示だけでなく、イマーシブシアター体験やデジタルお絵描き体験も楽しめるので、家族連れにもおすすめです。

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