【2025年5月27日】大阪・関西万博で開催される「メタバース・XR・AIアワード」が切り拓く未来社会の可能性

2025年5月27日、EXPO2025大阪・関西万博のEXPOホールで「メタバース・XR・AIアワード」が開催されます。
株式会社Meta Osakaと株式会社Meta Heroesが共催するこのイベントは、メタバース、XR、AIといった最先端技術が切り拓く未来社会の可能性を世界に発信する一大催しとなります。
ALSクリエイターによる感動のパフォーマンスや、若者たちによる地域活性化の取り組みなど、多彩なプログラムが予定されています。
「メタバース・XR・AIアワード」開催概要

このイベントは、地方都市が抱える高齢化や人口減少といった社会課題に対し、メタバースやAIなどの最新技術が新たな解決策となる可能性に着目しています。誰もが活躍できる社会を目指し、技術と多様性の融合をテーマに構成されています。
イベント基本情報
イベントの詳細は以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
開催日時 | 2025年5月27日(火)13:00~19:30 |
会場 | EXPO2025大阪・関西万博 EXPOホール |
主催 | 株式会社Meta Osaka、株式会社Meta Heroes |
企画・運営 | 株式会社Mawari、一般社団法人Metaverse Japan、株式会社モンドリアン |
後援 | 和歌山県、柏原市、柏原市教育委員会、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、大阪商工会議所、高石商工会議所 |
予定来場者数 | 1,800人 |
企画背景と目的
このイベントは単なる技術の展示会ではありません。地方都市の課題解決や、誰もが活躍できる社会の実現を目指しています。メタバースやXR、AIといった最先端技術を活用することで、物理的な制約を超えた新しい可能性を探ります。特に注目すべきは、これらの技術が社会課題の解決にどう貢献できるかという視点です。
注目のプログラム内容




当日は朝から夕方まで、様々なプログラムが予定されています。それぞれのセッションでは、最先端技術の実演や議論が行われます。
「Metaverse Japan SUMMIT @2025EXPO」(13:00~15:00)
サミットは多様性と技術の融合をテーマに、二部構成で実施されます。開場は12:00からとなっています。
前半では、ALSクリエイターの武藤将胤氏が視線入力技術を駆使したDJパフォーマンスを披露します。XRアーティストのせきぐちあいみ氏とのリアルタイム共演は、技術の可能性を体感できる貴重な機会となるでしょう。
後半では、両氏に一般社団法人Metaverse Japan代表理事の長田新子氏、馬渕邦美氏を加え、先端技術によるウェルビーイング実現についてディスカッションが行われます。障がいを持つ方々の創造性を最大限に引き出す技術の可能性について、深い議論が交わされることでしょう。
ALSクリエイターとXRアーティストによる革新的パフォーマンス
武藤将胤氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)を抱えながらも、視線入力技術を活用して創作活動を続けています。せきぐちあいみ氏とのコラボレーションでは、リアルタイムでXRアートを制作する様子が披露されます。
このパフォーマンスは、技術が障壁を取り除き、誰もが創造性を発揮できる社会の可能性を示す象徴的な出来事となるでしょう。視線だけで音楽を奏で、それに合わせてXRアートが生まれる瞬間は、観客に深い感動を与えることでしょう。
「Metaverse Creative Awards」の表彰式
世界で人気のオンラインゲーム「Fortnite」と「Roblox」を活用した社会的取り組みを表彰するセレモニーも予定されています。
Fortnite部門では教育や防災分野での活用事例が表彰されます。仮想空間で災害訓練を行うことで、実際の災害時に役立つ知識や行動を学ぶ取り組みなどが紹介される予定です。
Roblox部門では10~16歳の若者による地域魅力発信や観光DXの取り組みが表彰されます。若い世代がデジタル技術を駆使して、地域の魅力を世界に発信する事例は、未来の地域活性化のヒントになるかもしれません。
最先端技術が切り拓く社会課題解決の可能性
このイベントでは、最新技術がどのように社会課題の解決に貢献できるかが示されます。
地方都市の課題に対するメタバース技術の活用
人口減少や高齢化に悩む地方都市では、メタバース技術を活用した新たな取り組みが始まっています。物理的な距離を超えた交流や、バーチャル観光などの事例が紹介される予定です。
メタバースは単なる仮想空間ではなく、現実世界と連携することで新たな価値を生み出します。例えば、地方の特産品をメタバース内で紹介し、実際の購入につなげるといった取り組みも進んでいます。
教育・防災分野でのFortnite活用事例
Fortniteというゲームプラットフォームを教育や防災に活用する事例も注目されています。仮想空間で災害シミュレーションを行うことで、実際の災害時に役立つ知識や行動を学ぶことができます。
特に防災分野では、XR技術を活用した訓練が効果的です。実際の災害を安全に体験できるため、緊急時の対応力が向上します。教育分野でも、体験型学習として活用されています。
若者によるRobloxを活用した地域魅力発信
10代の若者たちがRobloxというプラットフォームを使って、地域の魅力を世界に発信する取り組みも紹介されます。デジタルネイティブ世代ならではの発想で、地域の歴史や文化を新たな形で表現しています。
若い世代の参加は、地域活性化に新たな風を吹き込みます。彼らの自由な発想と技術力が、地域の未来を明るく照らすことでしょう。
「AIアワード」と「Vtuberフェス」
後半のプログラムでは、AIとVtuberに焦点を当てたイベントが予定されています。
AI Collectionの初開催(16:00~17:00)
AIを活用した創作物のコレクションが初めて公開されます。AIが生み出す芸術作品や、AIと人間のコラボレーションによる作品など、新たな創造の形が紹介されるでしょう。
技術の進化により、AIは単なる道具から共同創作者へと変わりつつあります。その可能性と課題について、議論が交わされることでしょう。
人気Vtuberによるライブパフォーマンス(17:00~19:30)
イベントの締めくくりとして、人気Vtuberによるライブパフォーマンスが行われます。バーチャルとリアルの境界を超えたエンターテイメントの最前線を体験できる貴重な機会です。
Vtuberは単なるエンターテイメントにとどまらず、新たなコミュニケーションの形として社会に浸透しつつあります。その魅力と可能性が存分に発揮されることでしょう。
まとめ:テクノロジーが作り出す”新しい日常”の可能性
「メタバース・XR・AIアワード」は、最先端技術が切り拓く未来社会の可能性を示す重要なイベントです。障がいを持つ方々の創造性を引き出す技術、地方創生に貢献するデジタルプラットフォーム、そして新たなエンターテイメントの形など、多様な視点から技術の可能性が示されます。2025年5月27日、大阪・関西万博で繰り広げられるこのイベントは、私たちの”新しい日常”の姿を垣間見る貴重な機会となるでしょう。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000131350.html