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【大阪・関西万博】話題の四足歩行ロボット「コルレオ」はどのパビリオンで見られる?

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川崎重工が開発した四足歩行ロボット「コルレオ」が大阪・関西万博で公開されます。山や野原を自由に走り回れる未来の乗り物として注目を集めているこのロボット、どこで見ることができるのでしょうか?展示場所や特徴について詳しく見ていきましょう。

「コルレオってどこで見られるの?」「どんな特徴があるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、大阪・関西万博で展示される四足歩行ロボット「コルレオ」の展示場所や見どころ、そして技術的な特徴までを詳しく解説します。万博を訪れる際の参考にしていただければ幸いです。

Contents

コルレオとは?未来の新感覚オフロードモビリティ

川崎重工が開発した四足歩行ロボット

コルレオは、川崎重工業が開発した四足歩行ロボットです。2050年の実現を目指したコンセプトモデルとして、2023年10月に初めて公開されました。その名前は、イタリア語で「心臓のある獅子」を意味する”Cor”と”Leo”を組み合わせたもの。その名の通り、勇敢で力強い四足歩行ロボットとして誕生しました。

このロボットは、川崎重工が長年培ってきたモーターサイクルの技術とロボティクス技術を融合させた新しい乗り物です。一般的な乗り物とは異なり、四本の脚で地面を蹴って進む独特の移動方法を持っています。まるで生き物のような動きは、見る人を魅了するでしょう。

川崎重工は「移動本能」をテーマに掲げ、人間が本能的に持つ「移動する喜び」を拡張する技術として、コルレオを開発しました。自然の中での移動体験を、これまでにない形で提供することを目指しています。

コルレオの特徴と機能

コルレオの外観は、馬や大型犬を思わせるデザインです。全長約2.3メートル、全高約1.5メートル、重量は約440キログラム。人間が乗車できるサイズで設計されており、背中にはサドルが装備されています。

最大の特徴は、4本の脚による優れた走破性と安定性です。通常の車両では進入困難な不整地や急斜面でも、四足歩行の特性を活かして安定した走行が可能です。各脚には複数の関節があり、地形に合わせて柔軟に動きを変えることができます。

操縦方法も独特で、乗馬のような重心移動で方向を制御します。ハンドルバーで前後左右の動きを指示し、乗り手の体重移動によって細かな調整を行う仕組みです。これにより、直感的な操作感覚を実現しています。

また、環境に配慮した設計も特筆すべき点です。コルレオは水素を燃料とするエコフレンドリーな移動手段として開発されています。排出されるのは水だけという、クリーンなエネルギー源を採用しているのです。

大阪・関西万博のどこで見られる?

「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンで展示

コルレオは、大阪・関西万博の「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンで展示されています。このパビリオンは、2050年の未来社会を体験できる展示スペースとして注目を集めています。

展示は2025年4月13日の万博開幕日から始まりました。現在も多くの来場者がコルレオの姿を一目見ようと訪れています。パビリオンの開館時間は午前9時から午後10時までで、最終入場は閉館の1時間前となっています。

パビリオンへの入場には事前予約が必要です。予約は公式ウェブサイトから行うことができ、日時指定制となっています。特に週末や祝日は混雑が予想されるため、早めの予約をおすすめします。

以下に、パビリオンの基本情報をまとめました。

項目詳細
パビリオン名フューチャーライフ万博・未来の都市
展示開始日2025年4月13日
開館時間9:00〜22:00(最終入場21:00)
入場料万博入場料に含まれる(追加料金なし)
予約方法公式ウェブサイトから日時指定予約
所要時間目安約30分〜1時間

展示内容と見どころ

パビリオン内では、コルレオが様々なポーズを取る展示が行われています。立ち上がったポーズや歩行中のポーズなど、複数の状態を見ることができ、その動きの滑らかさや機構の精巧さを間近で観察できます。

展示されているコルレオは、実際に動作するデモンストレーションモデルです。定期的に行われるデモンストレーションでは、コルレオが四足歩行する様子を見ることができます。その独特な動きは、まるで生き物のようで、多くの来場者を魅了しています。

また、コルレオと一緒に写真撮影ができるスポットも用意されています。SNS映えする記念写真を撮ることができるため、若い世代にも人気です。

さらに、コルレオだけでなく、川崎重工が開発した未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」も同時展示されています。これは、自動運転技術を活用した次世代の交通インフラで、コルレオとともに2050年の移動手段の可能性を示しています。

パビリオン内には、コルレオの開発秘話や技術解説を行うパネル展示もあります。映像や模型を使った分かりやすい解説で、専門知識がなくても楽しめる内容となっています。

コルレオの技術的な魅力

モーターサイクルとロボット技術の融合

コルレオの最大の技術的特徴は、モーターサイクルとロボット技術の融合にあります。川崎重工は長年にわたりモーターサイクルを製造してきた経験と、産業用ロボットの開発で培った技術を組み合わせることで、新しい移動体験を創出しました。

特に注目すべきは、スイングアーム機構による衝撃吸収システムです。これは、モーターサイクルのサスペンション技術を応用したもので、不整地での走行時に生じる衝撃を効果的に吸収します。各脚に装備されたこの機構により、乗り手への負担を軽減しながら、安定した走行を実現しています。

また、前脚部と後脚部が独立して動く仕組みも特徴的です。これにより、複雑な地形でも安定した姿勢を保つことができます。例えば、前脚で障害物を乗り越えている間も、後脚はしっかりと地面を捉えて安定性を確保するといった動きが可能です。

さらに、各関節には高精度なセンサーが搭載されており、地形の変化や乗り手の動きをリアルタイムで検知します。これらのデータを基に、最適な歩行パターンを瞬時に計算し、自然な動きを生み出しています。

水素エンジンによる駆動システム

コルレオのもう一つの大きな特徴は、水素エンジンによる駆動システムです。後脚部には水素キャニスターが搭載されており、ここに貯蔵された水素が燃料として使用されます。

前脚部には150cc相当の水素エンジンが搭載されています。このエンジンは、従来の内燃機関の構造を基本としながらも、燃料として水素を使用するように改良されています。水素と酸素が反応して水を生成する過程でエネルギーを取り出すため、排出されるのは水蒸気のみという環境に優しい仕組みです。

水素エンジンの採用により、電気モーターでは難しい長時間の連続稼働や、急速な燃料補給が可能になっています。また、水素は軽量でエネルギー密度が高いため、コンパクトな車体に十分なパワーを供給することができます。

以下に、コルレオの動力システムの詳細をまとめました。

項目仕様
エンジン種類水素燃料内燃機関
排気量相当150cc
最高速度時速約30km
連続稼働時間約2時間
燃料補給時間約5分
排出物水蒸気のみ

特殊な「ひづめ」構造

コルレオの脚の先端には、特殊な「ひづめ」構造が採用されています。これは、ラバー素材を使用した2分割構造になっており、様々な地形に対応できるよう設計されています。

ひづめの表面には特殊な溝パターンが刻まれており、岩場や砂地、濡れた路面など、多様な地形でも優れたグリップ力を発揮します。また、ひづめ内部には衝撃吸収材が配置されており、着地時の衝撃を効果的に緩和する役割も果たしています。

さらに、各ひづめには複数のセンサーが埋め込まれており、地面の状態や接地圧を常に測定しています。これらのデータは中央制御システムに送られ、最適な歩行パターンの計算に活用されます。

このひづめ構造により、コルレオは砂利道や岩場、雪道など、通常の車両では走行が困難な場所でも安定した移動が可能になっています。特に山岳地帯や自然公園内など、環境への影響を最小限に抑えながら移動できる点が評価されています。

川崎重工の「移動本能」というテーマ

人間の遺伝子に組み込まれた「移動する喜び」

川崎重工は、大阪・関西万博での展示コンセプトとして「移動本能」というテーマを掲げています。これは、人間が生まれながらにして持っている「移動する喜び」に着目したものです。

人類の歴史を振り返ると、私たちは常に新しい場所へ移動することで文明を発展させてきました。狩猟採集時代から現代に至るまで、移動は人間の根源的な欲求の一つであり続けています。川崎重工は、この「移動本能」を現代技術で拡張し、新たな体験として提供することを目指しています。

コルレオは、そうした理念を形にした一例です。従来の乗り物では味わえない、生き物に乗って移動するような感覚を提供することで、人間の移動体験に新たな次元をもたらします。

大阪・関西万博のパビリオンでは、この「移動本能」をテーマにした展示が行われています。コルレオだけでなく、空や海、宇宙での移動を可能にする様々なコンセプトモデルも紹介されており、未来の移動手段の可能性を幅広く探求しています。

未来の移動手段としての可能性

コルレオは単なる展示モデルではなく、実用化を見据えた開発が進められています。特に注目されているのが、初心者でも安全に山岳地帯を走行できる点です。

従来のオフロードバイクやATV(全地形対応車)は、操作に高度な技術が必要で、初心者には扱いづらいものでした。一方、コルレオは四足歩行による安定性と、AI支援による自動バランス調整機能を備えているため、経験の少ない人でも安全に操縦できるよう設計されています。

また、従来の乗り物では到達困難な場所への移動手段としても期待されています。例えば、急斜面や岩場、河川の浅瀬など、車両では進入できない場所でも、コルレオなら移動が可能です。これにより、自然公園内の巡回や山岳救助、災害時の被災地調査など、様々な用途での活用が検討されています。

環境への配慮も大きな特徴です。水素を燃料とするため、排出されるのは水のみで、大気汚染や騒音の心配がありません。また、四足歩行による移動は、タイヤのような地面への圧力が分散されるため、自然環境への影響を最小限に抑えることができます。

川崎重工は、2030年代の限定的な商業化を目指しており、まずは特定の用途向けに提供することを計画しています。将来的には、レジャー用途や業務用途など、幅広い分野での活用が期待されています。

以下に、コルレオの想定される用途をまとめました。

用途具体例
レジャー自然公園内のトレッキング、アウトドア体験
業務用山岳地帯の点検作業、自然公園の巡回
救助活動災害現場での捜索、山岳救助
調査活動火山活動の観測、野生動物の調査
輸送山間部への物資輸送、被災地への支援物資運搬

まとめ:未来の移動体験を先取りする「コルレオ」

大阪・関西万博は、未来の技術を体験できる貴重な機会です。四足歩行ロボット「コルレオ」の展示を通じて、2050年の移動手段がどのようなものになるのか、その一端を垣間見ることができるでしょう。「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンで展示されているコルレオは、モーターサイクルとロボット技術の融合、水素エンジンによる環境に優しい駆動システム、特殊なひづめ構造など、革新的な技術の結晶です。川崎重工が掲げる「移動本能」というテーマのもと、人間の根源的な欲求である「移動する喜び」を新たな形で提供する未来の乗り物として、多くの人々を魅了しています。

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